自分が感染して症状が出た場合、パートナーは感染していないか?というのがすごく気になるところだと思います。自分のせいで感染させるのも嫌だし、そもそも自分がその相手としか性交渉をしていないのであれば、もともとそのパートナーがウィルスを持っていたのでは?と思ったりもするでしょう。
尖圭コンジローマは、HPVウィルスの感染によっておこるものであり、感染してから症状が出るまでの潜伏期間はおよそ3週間〜8ヶ月程度と言われています。
感染しても症状が出るまでは長い期間がかかり、感染していればその間もウィルスを持っていることから、本当にウィルスがいるかどうかを調べたい気持ちになります。
コンジの一般的な診断方法
尖圭コンジローマの診断は一般的には、視診で行われます。
乳頭状、鶏冠状の特徴的な形を持つため、十分に視診で判断できるというものです。
逆に言えば、特徴的な症状が出ていないと、コンジの診断はされません。なので、クリニックを受診しても感染しているかどうかはわからないということになります。
女性は検診のオプションでHPV検査をやってもらえる場合も
HPVは100種類くらいの型あり、その中に、子宮頸がんを引き起こす型や、尖圭コンジローマを引き起こす型などがあります。
尖形コンジローマを引き起こすのは低リスク型と呼ばれるもので、6型 、11型などが該当します。一方、子宮頸がんの原因となるのは高リスク型で、16型、18型、31 型などがあります。
子宮頸がんは女性にとって非常に気になる問題で、子宮頸がん検診のオプションでHPVの検査をしてもらえることがあります。そこで、尖形コンジローマの原因となる低リスク型に感染している場合も、わかることになります。
無症状の男性の検査方法
しかし、男性はどうでしょうか。子宮頸がん検診がなく、一般的に検診などでHPVの検査をしてもらるチャンスはありません。
そのような男性の場合も、種類は少ないながら、郵送の検査キットを使って検査する方法が残されています。私が調べた限りネットで買える男性のコンジローマ検査キットは下記のものくらいです。
結論
いかがでしたでしょうか。気になる場合は郵送でコンジローマ検査をやってみると安心できるかもしれません。